目次
- 1.そもそも鉄部塗装は必要なのか
- 2.鉄部塗装工事の必要性
- 2.1 鉄部の塗装工事の必要性 | 美観と外観の回復
- 2.2 鉄部の塗装工事の必要性 | 錆と腐食からの保護
- 2.3 鉄部の塗装工事の必要性 | 安全性の確保
- 3.鉄部塗装工事のタイミングと周期
- 4.鉄部塗装工事の流れとは
- 4.1 鉄部塗装工事の流れ | ケレン作業
- 4.2 鉄部塗装工事の流れ | 下塗り(錆止め)
- 4.3 鉄部塗装工事の流れ | 中塗り・上塗り
- 5.鉄部塗装工事にかかる費用相場
- 6.鉄部塗装工事の注意点
- 6.1 鉄部塗装工事の注意点 | ケレンがしっかり行われているか
- 6.2 鉄部塗装工事の注意点 | 錆止め作用のある下塗り剤を使用しているか
- 6.3 鉄部塗装工事の注意点 | 塗料の膜厚がメーカー基準を満たしているか
- 6.4 鉄部塗装工事の注意点 | 飛散の防止
- 6.5 鉄部塗装工事の注意点 | 臭い対策
- 7.まとめ
1.そもそも鉄部塗装は必要なのか
多くの方は、鉄部塗装なんて必要あるのか?という疑問から始めることが少なくありません。現代のマンションやアパートには、大抵鉄部の部位が存在しますが、鉄部塗装がなぜ必要かというと、「鉄部は必ず錆びてしまい、耐久性が著しく低下する」からです。そして、鉄はさびに変わっていくことになります。
鉄さびは鉄が酸化したもので、酸化鉄とも呼ばれます。鉄の酸化には溶解する水分、溶解を促進させ、安定化させるための酸素が必要となります。塗装による塗膜はこの水分と酸素が鉄と接触することを防ぐ役割がありますが、経年劣化によりこの塗膜が剥がれることによって、鉄さびとなるのです。経年により鉄さびが進行することにより、本来求められる建材として役割(耐久性)を維持することが出来なくなり、劣化が最悪な状況までに陥ると鉄階段として登り降りが危険なレベルまで陥ることになります。
また、鉄部の修繕には、さびている部分を削り落として、改めて塗装出来る場合は費用がまだ安価となるケースになりますが、劣化が酷い場合は、交換する以外に手段がなくなってしまうため、いかにして日常のメンテナンスをするかで費用の増減が著しく顕著になる部位でもあります。
2.鉄部塗装工事の必要性
そのような鉄部部位は、日常のメンテナンスにより、大幅に費用を安価に抑えることが可能です。その中で、改めてなぜ鉄部塗装工事が必要なのか紹介します。
2.1 鉄部の塗装工事の必要性 | 美観と外観の回復
2.2 鉄部の塗装工事の必要性 | 錆と腐食からの保護
2.3 鉄部の塗装工事の必要性 | 安全性の確保
経年により塗膜が劣化し錆と腐食がひどくなると、入居者が触れた際に不衛生な錆が手に不着するだけでなく、鉄製品の倒壊による重大な事故に繋がりかねません。
3.鉄部塗装工事のタイミングと周期
そこで、鉄部の塗膜の劣化を簡単に見分けられるのが「チョーキング現象」です。
4.鉄部塗装工事の流れとは
では、鉄部修繕の必要性と周期が、わかったところで実際にどのような工事が必要なのか見ていきましょう。
4.1 鉄部塗装工事の流れ | ケレン作業
4.2 鉄部塗装工事の流れ | 下塗り(錆止め)
4.3 鉄部塗装工事の流れ | 中塗り・上塗り
5.鉄部塗装工事にかかる費用相場
では、塗装工事の流れもわかったところで、みんなが気にする鉄部塗装工事にどれくらいの費用がかかるかを説明したいと思います。鉄部塗装工事と一概に言っても、構造物の形状や劣化状況に応じて、大きく異なるため、一般的な状態での費用を紹介します。
6.鉄部塗装工事の注意点
最後に、鉄部塗装工事等を発注する際の注意点を紹介したいと思います。鉄部塗装工事は、極論として「適当に工事をしても、一定期間は見た目が変わらない」ものです。どうしても塗装をしてしまうと、鉄部部分が隠れてしまうため、経年劣化したときにようやくきちんと工事がされているかわかることが、往々にして存在します。そんな中で気をつけてほしいポイント5選を紹介します。
6.1 鉄部塗装工事の注意点 | ケレンがしっかり行われているか
鉄部塗装工事において、ケレンがしっかりと行われているかは、とても重要です。元々の状態にもよりますが、既に鉄さびが発生している状態では、ケレンをしっかりと行うことで、腐食をこれ以上発生させないことにも繋がります。また、ケレンによる下地の調整は塗料の密着率を高めて鉄を保護するためにとても大切な工程になります
6.2 鉄部塗装工事の注意点 | 錆止め作用のある下塗り剤を使用しているか
徹底したケレン作業後に、
6.3 鉄部塗装工事の注意点 | 塗料の膜厚がメーカー基準を満たしているか
6.4 鉄部塗装工事の注意点 | 飛散の防止
6.5 鉄部塗装工事の注意点 | 臭い対策
溶剤塗料を使うと臭いは必ず発生しますので、鉄部の塗装工事を行う際は事前に工事日程を居住者と近隣住民の方々にお知らせします。特に、シンナー系の塗料に関しては、人によっては匂いが強いため、空気の流れが悪い場合は、塗料に関しても一定の配慮をしつつ、修繕致します。
7.まとめ
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